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やまびこ牛の生産者・片野さん

明けましておめでとうございます。
本年度も、宇治店・立込店ブログをよろしくお願いいたします!!

本日は、やまびこ牛の生産者・片野さんのご紹介をさせていただきます。
なかなか知ることの出来ない牛の飼育方法について
まとめてありますので、ぜひ、読んでみてください♪

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三重県津市美杉町で和牛の飼育、稲作を中心に、有機農業を営むやまびこ農場の片野さんは、
松坂牛、そして、りんねしゃで取り扱っているやまびこ牛も作られています。

同じ牛肉と言えど、霜降りが特徴である松坂牛を含めた肥育牛とやまびこ牛は、
食してもわかる通りまったく違った二面性を持つのです。
今回は、飼育方法の違いについて、片野さんにお聞きすることができましたのでご紹介いたします。

霜降りが特徴である一般的な肥育牛は、肥育前期に、牛に青草を与えるのを制限し、
ワラ(イナクラ)を中心に与えることによってビタミンAのコントロールを行ないます。
牛によって個体差はあるので、生産者は飼料の与える量のバランスを常に考えられています。
ビタミンAをコントロールすることにより、脂肪交雑(いわゆる霜降り)の光沢が進み、
よりきめ細やかな光沢の優れたものになります。
そして、特有の淡いきれいな色で、口どけが良い霜降り肉になるのです。

やまびこ牛は、ビタミン・ミネラルなどが豊富な青草を常時与えています。
また、肥育の期間を短くし、外の運動場での日光浴も行なって、ストレスの軽減にも務めています。
人間と一緒で、日光を浴びるとビタミンDを形成し、骨を丈夫にするだけでなく、
カゼ・インフルエンザといった感染症の予防などにも効用があります。
運動の負担を与えない場合より、肉質がかたくなる傾向がありますが、
赤身の本来の旨みと脂質の旨味がバランス良くなり、
和牛の持ち味が活かせるような飼料給与をすることで、牛肉本来の野性味溢れる深い味わいになるのです。

巷では、赤身に脂肪を注入して人工的に霜降りを作り出すなどという事例もよく耳にします。
牛脂注入肉に関しては、安値で牛肉を食べることができ、低所得者のニーズもあるので、
決して一概に悪いとは言えないと私は思います。(加工肉と表示しない偽装表示は問題ですが)

消費者のニーズが多様化する時代の中で、「やわらかい霜降り肉が食べたい」、
「肉質は硬くても牛肉本来の野性味溢れる味わいの肉が食べたい」など、
消費者各々の価値観によってニーズは様々であり、
今回、片野さんにお話を聞いて、松坂牛とやまびこ牛というまったく違った飼い方で、
異なった特徴を持つ肉を作り上げられていることに対し、
各々に工夫を持って、消費者のニーズに応えようと信念を持って牛を育てられていることを感じました。
そして、お客様にもっとこの牛肉を知って、食べていただきたいと思いました。
その為には、生産者の取り組みや想いといった確かな情報をお客様に提供することが大切であると改めて感じたので、これからも店頭販売やブログを通じて情報発信していきたいと思います。

文責:㈱りんねしゃ山崎明寛
by rinnesha | 2014-01-07 11:26 | 今日のオススメ

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